医療通訳者の当事者団体ができました

医療通訳者の当事者団体、ギルドのようなものがあるといいなあと思いながらも、なかなかその設立は実現できずにいたのですが、ついに、一般社団法人全国医療通訳者協会が設立できました。設立できましたといっても、私は後ろからついていっただけなのですが、とても感慨深いです。

設立できてもこれからどういう活動をしていくのかということがとても重要だと思っています。全国の医療通訳者、医療通訳者になりたいと思っている人、そして研究者の方々とつながり、よりよい医療通訳者のあり方を追求していったり、セミナーや研修をしたり、やりたいことはいっぱいありますが、多くの方に会員になっていただき、みんなでこの協会を理想の形にしていければなあと思っています。まずは、明日のミニセミナーです。三か所で同時にやるというのは私にとってとても魅力的です。それと同時に不安もありますが・・

昨日は、心療内科の通訳に行ってきました。そんなに深刻な通訳ではありませんでしたが、やはり、心に澱がたまります。あくまでお中立の立場に立ち「足さない・引かない・変えない」で通訳しますが、いろいろな病院で通訳をしていると、「この患者さんは、この病院ではなくて、あの病院の方がよいかも」などと心の中で思ってしまうこともあります。でも、そんなことはもちろん言えないし、言わないです。そんなちょっとしたことが、心の澱になっていきます。守秘義務があるので、口にも出せないですよね。幸い、私は大きな団体に属しているので、そこでピアカウンセリングなどがあり、心の健康を保っているのですが、そういったピアカウンセリングのようなものもこの団体でできればいいなあと勝手に妄想しています。(ya)